『星くずクライミング』(くもんの児童文学)にダイアログ・イン・ザ・ダークが登場しています!
ふたりでなら見えない壁だって登りきれる。中学生のあかりが、パラクライミングと出会う物語。 視覚障害者との出会いの中でダイアログ・イン・ザ・ダークを訪れ、あかりの気持ちにも変化が―。
『星くずクライミング』(くもんの児童文学)
作:樫崎 茜
絵:杉山 巧
定価:本体 1,300円(税込1,430円)
発売年月:2019年 11月
https://www.kumonshuppan.com/ehon/ehon-syousai/?code=34601
[内容紹介]
中学1年生のあかりは、小学4年生でスポーツクライミングに出会って以来、毎日のように練習を重ねてきたが、年明けの大会で、スランプにおちいってしまう。スポーツクライミングをやめてしまおうか、とまで考えていたあかりだったが、ひょんなことから、目の不自由な人たちのスポーツクライミング、パラクライミングと出会う。
ナビゲーターとクライマーが2人1組となり、ウォールをのぼっていくパラクライミング。目の不自由な人が本当に壁を登れるのか、と半信半疑な気もちだったあかりは、実際に壁をのぼっていくクライマーの姿を目にし、感動を覚える。 ナビゲーター役として体験イベントに参加したあかりが、ペアを組むことになったのは、同い年の昴というクライマーだった。態度も口も悪い昴のことを、はじめは嫌っていたあかりだったが……
2020年にむけて読者の関心の高まる「パラスポーツ」をテーマにした創作児童文学。主人公・あかりとパラクライマー・昴の物語を通して、「視覚障害やパラスポーツへの理解」をうながす、ほかにはない児童文学です。